【市況】東京株式(前引け)=利益確定売りに反落、途中プラス転換する場面も
![](/images/newsimg/n201809270386-01.jpg)
きょう前場の東京市場は、朝方は前日の米株安を受け売りが先行したが、下値での押し目買いニーズは強く、その後は売りを吸収して上値指向に転換、日経平均は寄与度の高い値がさ株が買われたこともあり、一時プラス圏に浮上する場面もあった。東証1部の騰落レシオが136%台と過熱ゾーンにあることで利益確定の動きが意識される場面だが、日米首脳会談を経て、懸案となっていた自動車の通商問題について、当面米国による関税引き上げの動きは回避される方向となったことが、リスク選好ムードを後押ししている。前引けにかけ再び売りに押されたが、2万4000円大台はキープして着地した。
個別ではトヨタ自動車<7203>が堅調、ファーストリテイリング<9983>、資生堂<4911>なども高い。田淵電機<6624>は連日のストップ高。ダブル・スコープ<6619>も値を飛ばした。日本水産<1332>が買われ、ブレインパッド<3655>、ジャパンベストレスキューシステム<2453>なども大幅高。半面、ニトリホールディングス<9843>が売られ、ファナック<6954>、東京エレクトロン<8035>なども安い。フジクラ<5803>が急落、古河電気工業<5801>も大きく下げた。TATERU<1435>も急反落となった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)