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【市況】日経平均は11円高でスタート、前週末終値を挟んだもみ合いに/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23881.85 (+11.92)
TOPIX  : 1805.71 (+1.69)


[寄り付き概況]

 本日の日経平均は小動きでスタートした。24日の米国市場でNYダウは5日ぶりに反落し、181ドル安となった。米中両国が互いの輸入品に対する関税引き上げを実施したほか、中国が米国との通商協議を中止し、貿易摩擦激化への警戒感から売りが先行した。25-26日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑もあったようだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の23700円となった。一方、為替市場では米金利上昇とともに円相場が1ドル=112.80円近辺まで下落しており、本日の日経平均は11円高と小高く始まった。ただ、寄り付き後はマイナスに転じる場面も見られ、前週末終値を挟んだもみ合いとなっている。

 売買代金上位では、JAL<9201>、ソニー<6758>、ANA<9202>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>などがしっかり。本日は9月末の権利付き最終売買日となっており、配当や株主優待取りの動きがあるようだ。前週末にストップ高となったTATERU<1435>は本日も続伸している。一方、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、日産自<7201>、武田薬<4502>、ファーストリテ<9983>などがさえない。スルガ銀<8358>は急反落している。セクター別では、水産・農林業、サービス業、医薬品が上昇率上位。反面、石油・石炭製品、海運業、機械が下落率上位となっている。
《US》

 提供:フィスコ

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