【通貨】東京為替：ドルは112円20銭台でもみ合い継続

20日午前の東京市場でドル・円は112円20銭台でのもみ合いが続いている。仲値時点のドル需要は通常並だったようだ。日経平均株価は56円高で推移しており、5営業日連続の上昇が期待されていることから、リスク選好的なドル買い・円売りは継続するとの見方が多いようだ。なお、本日行なわれる自民党総裁選で事前の予想通り、安倍首相の再選が決まった場合、リスク選好なドル買い・円売りがやや強まるとの見方が出ている。ここまでのドル・円は112円24銭から112円34銭で推移。
・ユーロ・円は、131円01銭から131円15銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1669ドルから1.1677ドルで推移

■今後のポイント
・2000億ドル分の対中追加輸入関税は24日発動へ
・日米貿易協議への警戒感でリスク選好のドル買いは抑制される可能性
・112円-114円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物（時間外取引）：高値71.81ドル　安値71.32ドル　直近値71.76ドル

《MK》

　提供：フィスコ