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【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、前週末の流れ引き継ぎリスクオン加速

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前週末比248円18銭高の2万3342円85銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億993万株、売買代金概算は1兆2690億5000万円。値上がり銘柄数は1602、対して値下がり銘柄数は425、変わらずは81銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は買い先行の展開で、寄り後に一瞬マイナス圏に沈む場面はあったが、その後は円安を味方に次第高の動きとなり、日経平均は2万3300円台半ばまで上値を伸ばした。前日の米国株市場は軟調だったものの、前週末に強力な上値のフシ目となっていた2万3000円ラインを突破したことで、空売り筋の買い戻しが加速する格好となった。トランプ米政権による対中国追加関税第3弾の発動も事前に織り込みが進んでおり、関税の上乗せが10%にとどまったことでむしろポジティブに受け止めるムードが強いようだ。また、取引時間中は中国・上海株も小幅ながらプラス圏で推移し、買い安心感につながった。

 個別では任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>など値がさ株が物色人気化、トヨタ自動車<7203>もしっかりした動き。東海カーボン<5301>、資生堂<4911>なども上値を追った。ジャストシステム<4686>がストップ高に買われ、TATERU<1435>も値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、村田製作所<6981>も売りに押された。ディー・エル・イー<3686>が急落、スクロール<8005>も大幅安。パーク24<4666>、エムアップ<3661>なども安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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