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【市況】東京株式(前引け)=続落、対米貿易摩擦問題や上海株安など警戒

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 3日前引けの日経平均株価は前週末比114円02銭安の2万2751円13銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億3927万株、売買代金概算は8182億9000万円。値上がり銘柄数は475、対して値下がり銘柄数は1549、変わらずは77銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、買い手控え感が強く売りに押される展開となった。週明けで名実ともに9月相場入りとなったが、今晩の米国株市場がレイバー・デーで休場ということもあって、外国人投資家などの参戦が限られた。取引時間中に外国為替市場で円高に振れたことも主力株中心に逆風となった。米国の通商問題に対する思惑が重荷となっている。中国上海株市場が軟調に推移していることも売りを助長した。前場の売買代金は約8200億円と低調。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が軟調、ソニー<6758>も売りに押された。ルネサスエレクトロニクス<6723>が下落したほか、SUMCO<3436>、キーエンス<6861>も安い。オルトプラス<3672>が急落、日本ケミコン<6997>、大日本住友製薬<4506>も大きく値を下げた。半面、ファーストリテイリング<9983>がしっかり。スタートトゥデイ<3092>が買いを集めたほか、日本通信<9424>も物色人気。日特建設<1929>が値上がり率トップに買われ、ディア・ライフ<3245>も大幅高。ソースネクスト<4344>も活況高となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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