【市況】東京株式(前引け)=続落、対米貿易摩擦問題や上海株安など警戒
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、買い手控え感が強く売りに押される展開となった。週明けで名実ともに9月相場入りとなったが、今晩の米国株市場がレイバー・デーで休場ということもあって、外国人投資家などの参戦が限られた。取引時間中に外国為替市場で円高に振れたことも主力株中心に逆風となった。米国の通商問題に対する思惑が重荷となっている。中国上海株市場が軟調に推移していることも売りを助長した。前場の売買代金は約8200億円と低調。
個別ではトヨタ自動車<7203>が軟調、ソニー<6758>も売りに押された。ルネサスエレクトロニクス<6723>が下落したほか、SUMCO<3436>、キーエンス<6861>も安い。オルトプラス<3672>が急落、日本ケミコン<6997>、大日本住友製薬<4506>も大きく値を下げた。半面、ファーストリテイリング<9983>がしっかり。スタートトゥデイ<3092>が買いを集めたほか、日本通信<9424>も物色人気。日特建設<1929>が値上がり率トップに買われ、ディア・ライフ<3245>も大幅高。ソースネクスト<4344>も活況高となった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)