【市況】東京株式(前引け)=続伸、円安などを追い風に買い優勢の地合い続く
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は寄り付きから買い優勢で、その後も高値圏で売り物をこなし心理的フシ目の2万2500円を上回る場面もあった。前日の欧米株市場は総じて軟調だったものの、外国為替市場で1ドル=111円40円前後まで円安が進行したことが追い風材料となった。中国・上海株はやや売りに押される展開となっているが、朝安後に戻り歩調となっていることもあって、投資家のセンチメントに与える影響は限定的となっている。売買代金は8000億円台と低調が続いている。
個別では任天堂<7974>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も上値指向を続けている。武田薬品工業<4502>、エーザイ<4523>も買われた。NTT<9432>がしっかり、リクルートホールディングス<6098>も上昇した。オルトプラス<3672>がストップ高となり、第一精工<6640>も値を飛ばした。半面、コマツ<6301>が軟調、SUMCO<3436>も売りに押された。アトラエ<6194>が急落、千代田化工建設<6366>、大平洋金属<5541>も大きく下げた。ペッパーフードサービス<3053>も安い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)