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【市況】21日の株式相場見通し=円高・ドル安進行を嫌気して売り優勢に

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京株式市場は、市場の売買エネルギー低迷が続くなか、米中貿易摩擦問題とトルコ情勢懸念が上値を抑えるかたちとなりそうだ。さらに外国為替市場での円高・ドル安進行も売り材料となる。21日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=109円90銭台と、前日に比べて円高・ドル安が進行している。

 20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末に比べ89.37ドル高の2万5758.69ドルと3日続伸した。米中貿易摩擦懸念への後退が引き続き株式市場を押し上げた。ボーイングが高く、コカ・コーラやマクドナルドなど消費関連株も値を上げた。アリババ・グループ・ホールディングやバイドゥなど中国ADRもしっかり。好決算を発表したエスティ・ローダーが上昇した。テスラも高い。半面、アップルやマイクロソフトが安く、インテル、アプライド・マテリアルズが値を下げた。ナスダック総合株価指数は、同4.676ポイント高の7821.006と3日続伸した。

 日程面では、7月の全国百貨店売上高、7月の全国スーパー売上高に注目。海外ではトルコ市場の21~24日の休場が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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