【特集】「QRコード」が23位にランキング、規格統一に向けた協議スタートで再注目<注目テーマ>
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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「QRコード」が23位となっている。
QRコードを使った決済の規格統一に向けた協議が始まった。現金を使わない決済の普及を目指し、7月に発足した産学官の連携組織「キャッシュレス推進協議会」が9日に初会合を開催。今後も話し合いを続け、規格を統一するために必要な技術や手続きなどが今年度中にも取りまとめられる見通しだ。
キャッシュレス決済は、利便性の高さや訪日外国人の増加などを背景に導入する小売店などが増加。経済産業省が4月に公表した「キャッシュレス・ビジョン」では、2027年までにキャッシュレス決済比率40%としていた目標を25年に前倒している。
ただ、目標を達成するためには、企業ごとに異なるQRコードの規格を揃えて簡単な端末操作で決済できるようにし、小売店や消費者の負担を軽減することが欠かせない。規格が統一されればキャッシュレス決済市場のさらなる拡大が見込めるだけに、同協議会での議論の行方が気になるところだ。
なお、QRコード決済はビリングシステム<3623>やLINE<3938>、楽天<4755>、NTTドコモ<9437>などが運営。また、ソフトバンクグループ<9984>とヤフー<4689>の合弁会社であるPayPay(ペイペイ)は、インドのPaytm(ペイティーエム)と連携し、今秋にもバーコードやQRコードを使って決済ができる新たなスマホ決済サービスを開始する予定だ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)