【市況】ETF売買動向＝13日前引け、ＥＴＦＳ商品、金ベアが新高値

　13日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比78.2％増の1463億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同80.0％増の1392億円だった。

　個別ではＥＴＦＳ　総合上場投資信託 <1684> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新高値。上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国債券 <2519> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ダイワ食品　上場投信ＴＯＰＩＸ－１７ <1634> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国株式 <2520> など21銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> が6.36％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が5.23％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は6.04％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は5.21％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は3.90％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.84％安、ＥＴＦＳ　小麦上場投資信託 <1695> は3.80％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が355円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金905億5100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金494億6000万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が186億9400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が145億7400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が44億6800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が19億3900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が16億2600万円の売買代金となった。

株探ニュース