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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):西武HD、牧野フ、任天堂

西武HD <日足> 「株探」多機能チャートより
■東亜石油 <5008>  254円  +16 円 (+6.7%)  本日終値
 31日に決算を発表。「上期経常が3.4倍増益で着地・4-6月期も3.4倍増益」が好感された。東亜石油 <5008> [東証2] が7月31日大引け後(15:30)に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比3.4倍の16.4億円に急拡大し、通期計画の38.7億円に対する進捗率は5年平均の36.1%を上回る42.5%に達した。
  ⇒⇒東亜石油の詳しい業績推移表を見る

■西武ホールディングス <9024>  2,010円  +126 円 (+6.7%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は24%増益で着地」が好感された。西武ホールディングス <9024> が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比23.8%増の183億円に伸び、4-9月期(上期)計画の348億円に対する進捗率は52.9%に達し、5年平均の44.2%も上回った。
  ⇒⇒西武ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■サンリオ <8136>  2,245円  +140 円 (+6.7%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は28%増益で着地」が好感された。サンリオ <8136> が7月31日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比28.4%増の16.9億円に伸び、4-9月期(上期)計画の22億円に対する進捗率は77.0%に達し、5年平均の48.1%も上回った。
  ⇒⇒サンリオの詳しい業績推移表を見る

■住友電気工業 <5802>  1,828円  +114 円 (+6.7%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は8%増益で着地」が好感された。住友電気工業 <5802> が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比8.3%増の366億円に伸び、4-9月期(上期)計画の700億円に対する進捗率は52.3%に達し、5年平均の46.9%も上回った。
  ⇒⇒住友電気工業の詳しい業績推移表を見る

■キッセイ薬品工業 <4547>  3,340円  +205 円 (+6.5%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は46%増益で着地」が好感された。キッセイ薬品工業 <4547> が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比46.4%増の36億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の40億円に対する進捗率は90.1%に達し、5年平均の58.4%も上回った。
  ⇒⇒キッセイ薬品工業の詳しい業績推移表を見る

■牧野フライス製作所 <6135>  956円  +58 円 (+6.5%)  本日終値
 牧野フライス製作所 <6135> が急伸。7月31日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比5.5倍の38.3億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。主力のマシニングセンターなど工作機械の販売が大きく伸びたことが寄与。国内のロボットや半導体製造装置向け、北米・アジアの自動車関連向けなどの受注が好調だった。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の158億円→183億円に15.8%上方修正。増益率が0.3%増→16.2%増に拡大し、12期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。前日終値ベースの予想PERが8.7倍→7.4倍に低下し、割安感がさらに強まったことも支援材料となった。

■任天堂 <7974>  39,100円  +2,340 円 (+6.4%)  本日終値
 任天堂<7974>は3日ぶりに反発。7月31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高1681億5700万円(前年同期比9.1%増)、営業利益305億3500万円(同88.4%増)、純利益306億円(同43.9%増)と大幅は営業増益となったことが好感された。5月に発売した「ドンキーコング トロピカルフリーズ」や、6月に発売した「マリオテニス エース」など「ニンテンドースイッチ」関連ソフトウェアの販売本数が1796万本(前年同期比120.8%増)と好調に推移したことが業績を牽引した。また4月に発売した「ニンテンドーラボ」も好調に推移した。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高1兆2000億円(前期比13.7%増)、営業利益2250億円(同26.7%増)、純利益1650億円(同18.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■第一生命HD <8750>  2,226.5円  +124.5 円 (+5.9%)  本日終値
 生保株が軒並み高。第一生命ホールディングス<8750>やT&Dホールディングス<8795>、かんぽ生命保険<7181>、ソニーフィナンシャルホールディングス<8729>などが買われた。この日の東京債券市場で10年物国債の利回りは0.1%台と前日の0.06%から急上昇している。前日の日銀金融政策決定会合では、長期金利の上限を0.2%まで容認する方針が示されたことから、この日は金利上昇の動きが強まった。生保にとって金利上昇は、運用環境の好転による収益拡大につながることが期待できるため買い材料視された。

■アドウェイズ <2489>  514円  +80 円 (+18.4%) ストップ高   本日終値
 アドウェイズ <2489> [東証M]がストップ高。7月31日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.1倍の3.1億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。主力の国内広告事業でスマートフォン向け広告サービスが伸長したうえ、昨年5月にリリースした広告の自動入札システム「UNICORN」の好調も収益拡大に貢献した。第1四半期実績だけで通期計画5億円に対する進捗率が63.6%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■スクロール <8005>  681円  +100 円 (+17.2%) ストップ高   本日終値
 スクロール <8005> がストップ高。7月31日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比58.9%増の11.4億円に拡大して着地したことが買い材料視された。カタログ配布の効率化や原価率の改善が進み、通販事業の利益が急拡大したことが寄与。通販事業者など向けソリューション事業の業績拡大も大幅増益の要因となった。上期計画の12.5億円に対する進捗率は91.3%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

●ストップ高銘柄
 GAテクノ <3491>  10,600円  +1,500 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値
 ジェイホールディングス <2721>  1,070円  +150 円 (+16.3%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 サイオス <3744>  800円  -300 円 (-27.3%) ストップ安   本日終値
 Tホライゾン <6629>  487円  -100 円 (-17.0%) ストップ安   本日終値
 イマジカロボ <6879>  778円  -150 円 (-16.2%) ストップ安   本日終値
 以上、3銘柄

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