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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):日本調剤、日東電工、シャープ

日本調剤 <日足> 「株探」多機能チャートより
■GCA <2174>  955円  +85 円 (+9.8%)  本日終値
 31日に決算を発表。「上期経常が黒字浮上で着地・4-6月期も黒字浮上」が好感された。GCA <2174> が7月31日大引け後(15:20)に決算を発表。18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常損益は5.5億円の黒字(前年同期は4.9億円の赤字)に浮上して着地した。
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■テクマトリックス <3762>  2,453円  +186 円 (+8.2%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は31%増益で着地」が好感された。テクマトリックス <3762> が7月31日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比30.6%増の3.2億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の8.4億円に対する進捗率は5年平均の23.4%を上回る38.1%に達した。
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■日本調剤 <3341>  3,205円  +239 円 (+8.1%)  本日終値
 日本調剤<3341>が大幅反発。7月31日の取引終了後に自社株買いを発表しており、これを好材料視した買いが入った。上限を100万株(発行済み株数の6.25%)、または40億円としており、取得期間は8月1日から来年3月20日までとしている。同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高593億500万円(前年同期比1.6%増)、営業利益5億100万円(同77.1%減)、純利益4000万円(同96.4%減)だった。調剤薬局事業で新規に8店舗を出店(閉店4店舗)したことに加えて、医薬品製造販売事業の伸長や医療従事者派遣・紹介事業の拡大で売上高は増収を確保した。薬価・調剤報酬の改定で調剤薬局事業の単価および粗利が減少したほか、各事業での積極的な先行投資が響き、大幅な減益となったが、概ね計画通りで着地した。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高2538億9300万円(前期比5.2%増)、営業利益63億1800万円(同40.3%減)、純利益37億5600万円(同38.5%減)の従来見通しを据え置いている。

■ふくおかFG <8354>  660円  +49 円 (+8.0%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は14%増益で着地」が好感された。ふくおかフィナンシャルグループ <8354> が7月31日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比13.9%増の203億円に伸び、4-9月期(上期)計画の370億円に対する進捗率は54.9%に達したものの、5年平均の60.3%を下回った。
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■日東電工 <6988>  8,727円  +645 円 (+8.0%)  本日終値
 日東電工<6988>が大幅続伸。31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)の連結営業利益は、前年同期比12.5%減の265億4000万円だった。市場予想の200億円前後を上回っており、ポジティブとの評価が強まった。インダストリアルテープは半導体や電子部品のプロセス材料などが好調。オプトエレクトロニクスも、プロセス材料は半導体製造用途が堅調だった。第2四半期以降はハイエンドスマートフォンの新モデル立ち上げとともに光学フィルムの売り上げが回復すると予想されている。

■第一工業製薬 <4461>  837円  +61 円 (+7.9%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は23%増益で着地」が好感された。第一工業製薬 <4461> が7月31日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比22.7%増の9.6億円に伸び、4-9月期(上期)計画の19億円に対する進捗率は51.0%に達し、5年平均の39.6%も上回った。
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■プロトコーポレーション <4298>  1,482円  +108 円 (+7.9%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は21%増益で着地」が好感された。プロトコーポレーション <4298> [JQ] が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比20.6%増の14.2億円に伸び、4-9月期(上期)計画の17.4億円に対する進捗率は81.3%に達し、5年平均の55.1%も上回った。
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■丸和運輸機関 <9090>  4,050円  +275 円 (+7.3%)  本日終値
 丸和運輸機関 <9090> が急反発。7月31日大引け後に発表した19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比36.7%増の13.9億円に拡大して着地したことが買い材料視された。最終消費者への“ラストワンマイル”に特化した当日お届けサービスの強化が奏功し、日用雑貨を中心とする物流の受託が拡大したほか、食品物流や医薬・医療物流も伸び、2ケタ増収を達成したことが寄与。日次決算マネジメントの強化による生産性向上やスト削減効果に加え、値上げの浸透なども大幅増益に貢献した。

■シャープ <6753>  2,770円  +185 円 (+7.2%)  本日終値
 31日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は24%増益で着地」が好感された。シャープ <6753> が7月31日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比23.9%増の212億円に伸び、4-9月期(上期)計画の430億円に対する進捗率は前年同期の41.8%を上回る49.5%に達した。
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■エフ・シー・シー <7296>  3,500円  +230 円 (+7.0%)  本日終値
 エフ・シー・シー<7296>が3日ぶりに大幅反発し、年初来高値を更新。7月31日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高445億1000万円(前年同期比8.9%増)、営業利益47億7400万円(同58.9%増)、純利益32億5800万円(同43.5%増)と大幅な営業増益となったことが好感された。国内やインド、インドネシアの2輪車用クラッチの販売が増加したことに加え、米国でフォードやGM向け4輪車用クラッチの販売が増加したことが業績を牽引した。また、原価低減に取り組んだことも利益を押し上げた。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高1750億円(前期比1.1%増)、営業利益145億円(同3.2%増)、純利益104億円(同7.3%増)の従来見通しを据え置いている。

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