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【材料】インフォコムが急反落、第1四半期増収増益も進捗率の低さを懸念

インフォコム <日足> 「株探」多機能チャートより
 インフォコム<4348>が急反落している。30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高104億6400万円(前年同期比5.2%増)、営業利益6億7700万円(同3.9%増)、純利益4億7900万円(同11.4%増)と増収増益となったが、上期計画に対する進捗率が営業利益で26%に過ぎないことから、これを懸念した売りが出ているようだ。

 ITサービスで人工知能(AI)、ヘルスケア事業へ先行投資を強化していることがコスト増につながった。ただ、海賊版サイトの影響が沈静化したことで、電子コミック配信サービスが好調に推移していることから、コスト増を吸収して増益を確保した。

 なお、19年3月期通期業績予想は、売上高500億円(前期比9.2%増)、営業利益65億円(同11.5%増)、純利益45億円(同3.0%減)の従来見通しを据え置いている。

 同時に、18年度内を目標に東証本則市場への変更申請を行うと発表した。同社は現在、ジャスダック市場に上場しているが、より一層の社会的信用や知名度の向上を図り、さらなる企業価値の向上を実現するために、東証1部への市場変更を行う決定をしたという。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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