【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月23日記)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、8月まで堅調に推移して2万3050円をいったん超える動きになるか、7月18日の高値2万2949円が戻り高値となって、すでに下降の流れへ入っているかのどちらかが考えられます。
強気の展開になるなら、20日までの下げが一時的な調整に過ぎないことを示す動きとして、本日の価格が戻り高値2万2949円へ接近するか、ここを越える動きになると考えられます。
本日は、寄り付き後、20日の安値2万2541円を維持する動きとなって、上昇を開始すると考えられます。
弱気の展開へ入っているなら、目先の価格は、7月5日から18日までの上昇期間(9営業日)と同程度か、それよりも早い期間で5日の安値2万1462円を割れる動きになると考えられます。
こちらの展開になるなら、本日は2万2541円を割れて、引けにかけて大きく下げる動きになると考えられます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。
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