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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 Gunosy、ディップ、SHIFT (12日大引け後 発表分)

Gunosy <日足> 「株探」多機能チャートより

 12日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 Gunosy <6047>   ★今期経常は29%増で5期連続最高益更新へ
 ◆18年5月期の連結経常利益は前の期比27.9%増の19.3億円で着地。続く19年5月期も前期比29.1%増の25億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は広告宣伝費の積極投入でメディア事業のダウンロード数が2ケタ増加するほか、アドネットワークの売り上げなども伸び、24.6%の増収を見込む。
  併せて、ブロックチェーン関連事業と投資育成事業に参入することも明らかにした。

 ディップ <2379>   ★3-5月期(1Q)経常は22%増益で着地
 ◆19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期非連結比21.6%増の31.4億円に伸びて着地。人材需給の逼迫が続くなか、求人情報サイトの広告出稿件数が伸びたことが寄与。上期計画の51.2億円に対する進捗率は61.5%に達しており、業績上振れが期待される。

 SHIFT <3697> [東証M]  ★9-5月期(3Q累計)経常が5.5倍増益で着地
 ◆18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比5.5倍の9.3億円に急拡大して着地。注力業界である金融・流通向けのソフトウエアテストの受注が拡大したことが寄与。ゲームメーカー向けデバッグ業務やカスタマーサポートの受託が伸びたことも増益に貢献した。
  通期計画の11億円に対する進捗率は84.7%に達しており、業績上振れが期待される。

 PRTIME <3922> [東証M]  ★3-5月期(1Q)経常は86%増益で着地
 ◆19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比85.9%増の1.3億円に拡大して着地。地方銀行などとの連携強化を背景にニュースリリース配信サイトの利用企業数が増加し、36.3%の大幅増収を達成したことが寄与。
  上期計画の1.9億円に対する進捗率は66.7%に達しており、業績上振れが期待される。

 古野電 <6814>   ★今期経常を2倍上方修正
 ◆19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比8.8倍の22億円に急拡大して着地。生産性の向上が進み採算が上向いたうえ、為替レートが想定より円安水準で推移したことも大幅増益の要因となった。
  業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の20億円→40億円に2.0倍上方修正。増益率が7.7%増→2.2倍に拡大する見通しとなった。なお、第2四半期以降の想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=130円を据え置いた。

 セントラル警備保障 <9740>   ★3-5月期(1Q)経常は65%増益で着地
 ◆19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比65.1%増の10.3億円に拡大して着地。昨年から開始した沖縄の海上警備や鉄道関連向け臨時警備の増加を背景に、15.8%の大幅増収を達成したことが寄与。
  上期計画の14.9億円に対する進捗率は69.6%に達しており、業績上振れが期待される。

 リーバイス <9836> [JQ]  ★今期経常を一転36%増益に上方修正
 ◆18年11月期上期(17年12月-18年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.4倍の7.2億円に急拡大して着地。年末年始商戦で新商品などの販売が好調だったうえ、昨年10月に開店した大阪の旗艦店なども寄与し、14.9%の大幅増収を達成した。在庫の適正化で返品調整引当金が減少したことも大幅増益の要因となった。
  業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の2億円→5.5億円に2.8倍上方修正。従来の50.6%減益予想から一転して35.8%増益見通しとなった。

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