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【通貨】豪ドル週間見通し:弱含みか、米中貿易戦争懸念で引き続き買いづらい

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

■横ばい、米中通商懸念や利上げ慎重姿勢で上げ渋る

先週の豪ドル・円は横ばい。米トランプ政権による対中制裁関税発動への警戒感から上海総合指数が下落し、中国の景気減速懸念が広がったことから、豪ドルの上値は重くなった。豪準備銀行(中央銀行)は3日の理事会で政策金利(1.50%)の据え置きを決定したが、早期利上げを示唆しなかったことから、リスク選好的な豪ドル買いは拡大しなかった。取引レンジ:80円99銭-82円26銭。

■弱含みか、米中貿易戦争懸念で引き続き買いづらい

今週の豪ドル・円は弱含みか。米国と中国との貿易戦争への懸念が続き、中国経済の先行き不透明感や資源価格の先安観による豪経済への打撃が警戒される。豪準備銀行(中央銀行)は利上げを急がない姿勢を示していることで、豪ドルは買いづらい。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:80円50銭-82円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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