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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ガイアックス、ネオス、アエリア

ネオス <日足> 「株探」多機能チャートより
■ガイアックス <3775>  1,183円  +103 円 (+9.5%)  本日終値
 ガイアックス <3775> [名証C]が急反発。19日大引け後に、出資先のTRUSTDOCKがフィンテック事業者向け本人確認のオンライン完結を実現するプロダクトを開発すると発表しており、これを好感する買いが向かった。TRUSTDOCKは提供中のAPI型本人確認サービス「TRUSTDOCK(トラストドック)」とセキュアに連携する新たなサービスを開発する。個人融資や海外送金、仮想通貨取引所、古物商などのフィンテック事業者の口座開設や取引時の顧客確認業務がオンラインで完結できるようにし、フィンテック市場における利便性向上を図る。

■ウォンテッドリー <3991>  2,715円  +232 円 (+9.3%) 一時ストップ高   本日終値
 ウォンテッドリー<3991>が急反発し、一時ストップ高まで買われた。この日の午前中、電通<4324>と広告商品などの開発で業務提携契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが入った。両社では今回の業務提携を通じて、「Wantedly People」が持つ業種/職種/役職などの情報と、電通の持つ生活者の興味・関心情報を連携させる仕組みを構築。これらのデータを統合的に分析することでビジネスパーソン向けに特化した企業向けソリューションの共同開発を目指すとしている。

■ネオス <3627>  476円  +40 円 (+9.2%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 ネオス<3627>が反発。アプリ開発支援事業がヘルスケアや金融向けで需要を確保しているほか、新規事業の法人向けクラウドサービスも収益に貢献している。また、独自開発したAIボット技術との融合でチャットボットソリューションの事業化に着手している点が注目されている。19年2月期営業損益は黒字転換を見込む。

■オンキヨー <6628>  119円  +5 円 (+4.4%)  本日終値
 オンキヨー<6628>は6日ぶりに反発。この日の午前中、米DTS社とIoT回路基板のモジュール化などにおける業務提携および資本提携を視野に入れた検討を開始することで基本合意したと発表しており、これを好感した買いが入った。DTSが提供する「DTS Play-Fi」は、ホームネットワークを経由して家庭内で複数の製品を連携させたり、ストリーミング再生を可能にする機能を備え、さらには音声認識やAIエンジンとの連携も実現している。一方、オンキヨーは、ホームシアター製品の中心となるAVレシーバーで、DTSが開発する立体的な音声再生を実現するサラウンド音声フォーマット「dts」はもちろん、「DTS Play-Fi」といった音声規格にもいち早く対応している。今回の基本合意により、オンキヨーの技術とDTSのDSP技術やIoT技術を組み合わせたモジュールの共同開発など、AIやIoT環境に対応する開発で、業務提携および資本提携を視野に入れた検討を開始することになったとしている。

■アエリア <3758>  1,505円  +50 円 (+3.4%)  本日終値
 アエリア<3758>は大幅高。前引け後に、ブロックチェーンプロジェクトの第2弾として、ブロックチェーン上のデジタルアセットを取引する際のエスクロープラットフォーム「ブロックチェーン エスクロープラットフォーム」を7月にサービス開始すると発表しており、これを好感した買いが入った。ブロックチェーン上のデジタルアセットを取引する際には、悪意ある売り手が商品を送らなかったり、買い手が代金を送らなかったりというトラブルが発生する可能性があるが、「ブロックチェーン エスクロープラットフォーム」は、NEMのマルチシグの仕組みを使い、アエリアがエスクローエージェントとして安全に取引を成立させる仕組み。当初は取り扱える商品は、同社のブロックチェーンプロジェクト第1弾でもある「ブロックチェーン・トレカ」のトレーディングカードだけだが、今後は広く一般が利用できるエスクロープラットフォームとして展開するとしている。

■サンオータス <7623>  457円  +13 円 (+2.9%) 一時ストップ高   本日終値
 サンオータス <7623> [JQ]が一時ストップ高。19日大引け後に発表した18年4月期の連結経常損益は9500万円の黒字(前の期は1億1000万円の赤字)に浮上し、従来予想の5100万円の黒字を上回って着地。続く19年4月期の同利益は前期比36.8%増の1億3000万円に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。前期はガソリンの適正価格での販売による採算改善に加え、プジョー車の販売好調などが業績上振れの要因となった。今期は輸入車販売の利益率改善やコスト削減、メンテナンス部門の稼働率向上によるカービジネス事業の収益拡大を目指すほか、ガソリンスタンドの営業時間見直しやマージン確保を背景にエネルギー事業の伸長を見込む。

■DIT <3916>  1,170円  +21 円 (+1.8%)  本日終値
 デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>が後場プラスに浮上。この日、同社の業務自動化プラットフォーム「xoBot(ゾボット)」と、Minoriソリューションズ<3822>が提供する「RPA『MinoRobo(ミノロボ)』」がサービス連携を行い、販売協力体制を強化すると発表しており、これを好感した買いが入った。今回の「ミノロボ」と「ゾボット」のサービス連携により、顧客は所定の定型業務の全体の自動化を「ミノロボ」で行いつつ、その中の「Excel業務を行う工程」は「ゾボット」を活用できるようになるという。汎用的に使える「ミノロボ」とExcel業務に強い「ゾボット」を適材適所で組み合わせ、シームレスに連携させることで、顧客は「複雑なExcel作業を含む業務の自動化を、より高いレベルかつ短い処理時間で実現」することができるようになるとしている。

■ロードスターキャピタル <3482>  2,121円  +31 円 (+1.5%)  本日終値
 ロードスターキャピタル<3482>が4日ぶりに反発。19日の取引終了後、1万円からの不動産投資「OwnersBook(オーナーズブック)」のサービス拡充の取り組みの一環として、セゾンファンデックス(東京都豊島区)とビジネスマッチング契約を締結したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。今回のビジネスマッチング契約締結により、ロードスターキャピタルとセゾンファンデックスは、融資額の目安や融資期間、担保不動産の所在地等によりそれぞれの基準では対応しきれなかった顧客を相互に紹介し合うようになるという。これにより、セゾンファンデックスは顧客層が広まる一方、ロードスターキャピタルは「OwnersBook」の投資家に対して、幅広い案件の紹介が可能になるとしている。

■エムケイシステム <3910>  823円  -150 円 (-15.4%) ストップ安   本日終値
 エムケイシステム<3910>はストップ安。19日の取引終了後、過年度のライセンス費用について追加支払いを行うと発表。それに伴い13年3月期から18年3月期までの決算を修正するとともに、19年3月期に特別損失を計上する見込みとしたことが嫌気された。過年度のライセンス報告不足によるものと、報告不足に関する契約上のペナルティ条項に相当するものについて追加計上するとしており、直近18年3月期については、営業利益を4億1700万円から3億1400万円に修正した。また、19年3月期に計上する特別損失については、7月に金額が確定するとしている。

●ストップ高銘柄
 駅探 <3646>  1,050円  +150 円 (+16.7%) ストップ高   本日終値
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 ビート <9399>  560円  -100 円 (-15.2%) ストップ安   本日終値
 など、2銘柄

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