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【材料】日東網が続急伸、前期経常が上振れ着地・今期は2%増益へ、前期配当を5円増額

日東網 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日東製網 <3524> が続急伸。11日大引け後に発表した18年4月期の連結経常利益は前の期比29.3%増の9.8億円になり、従来予想の8.5億円を上回って着地したことが買い材料視された。

 付加価値の高い定置網部門の売上高が減少したものの、債権の健全化や自社製品の高比重糸を使った網、ロープ、防汚剤の販売増加で吸収し、大幅増益を達成した。続く19年4月期の同利益は前期比2.0%増の10億円に伸びる見通しとなった。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を45円→50円(前の期は40円)に増額し、今期も50円を継続する方針としたことも支援材料となった。また、前日終値ベースの予想PERが7.5倍→6.2倍に低下する一方、配当利回りは2.8%に上昇し、指標面で割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

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