【市況】東京株式(前引け)=小反落、重要スケジュール控え様子見ムード
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場でナスダック指数が5日ぶりに反落したことや為替の円安一服を受け、利益確定売りやや優勢で始まったものの下値は堅く、寄り後押し目買いに切り返しプラス圏に浮上するなど強さをみせた。G7サミットを皮切りに週末から来週にかけ重要イベントが相次ぐことで様子見ムードは拭えないが、一部には売り方手仕舞いよる買い戻しもあるようだ。前場後半は再び売りに押される展開となり前引けは小安く着地している。きょうはメジャーSQ算出日にあたるが波乱なく通過、全体売買代金は通常よりも膨らんでいる。
個別では任天堂<7974>が買い優勢、東海カーボン<5301>、TDK<6762>も物色人気。スタートトゥデイ<3092>も高い。ラサ工業<4022>、第一カッター興業<1716>なども値を飛ばした。日本通信<9424>が上昇、日本通運<9062>、タクマ<6013>なども値を上げた。半面、東京エレクトロン<8035>が軟調、ソフトバンクグループ<9984>も売りに押された。三井住友フィナンシャルグループ<8316>が売り優勢、信越化学工業<4063>も軟調だった。日本海洋掘削<1606>が大幅安、日立建機<6305>も売られた。マネックスグループ<8698>も下落した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2018年06月08日 11時46分