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【市況】東京株式(前引け)=大幅反発、米株高と円安を背景に上げ足に弾み

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 4日前引けの日経平均株価は前週末比285円66銭高の2万2457円01銭と大幅反発。前場の東証1部の売買高概算は7億3171万株、売買代金概算は1兆1243億1000万円。値上がり銘柄数は1797、対して値下がり銘柄数は238、変わらずは49銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要指数が大幅高したことを好感、主力株中心に幅広く買いが入った。発表された5月の米雇用統計が市場コンセンサスを上回る内容で、米経済に対する信頼が株価上昇を後押しする形となり、東京市場では主力株中心に買いの勢いが強い。日経平均株価は朝方大きく買い優勢で始まったが、その後も外国為替市場で対ドル、対ユーロともに円安に振れたことなどを追い風に上げ足を強める格好となった。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が上値追い、TDK<6762>なども物色人気に。ソニー<6758>も買われた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が高く、村田製作所<6981>も上昇した。デンソー<6902>、資生堂<4911>も値を上げ、SBIホールディングス<8473>も買われた。日本通信<9424>が続急騰、山崎製パン<2212>も値を飛ばした。半面、任天堂<7974>が大幅安、ファナック<6954>も軟調。レオパレス21<8848>の下値模索が続き、マネックスグループ<8698>も安い。ヤーマン<6630>、アダストリア<2685>なども値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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