【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月4日記)
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は、6月1日の高値2万2316円付近に上値の重さがあるなら、週明け後の価格が寄り付き後、すぐに上値を抑えられて、1日の始値2万2126円以下まで下げる動きになると考えられます。
そのような展開になるなら、5月21日以降、勢いの強い下げ場面へ入っていることを再確認できるので、その後の価格が一気に2万1500円以下を目指すという見方が有力になります。
一方で、本日、1日の足型での上ヒゲの部分で下値堅く推移するか、2万2316円を越えて引ける場合、しばし堅調に推移する可能性が出てきます。
ただし、こちらの展開になっても、5月21日の高値2万3050円を越える動きにならないと考えられます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。
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