【市況】東京株式(前引け)=続伸、円安追い風に朝安後切り返す
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は朝方安くスタートしたものの、その後は押し目買い優勢となり前場中ごろに日経平均はプラス圏に浮上した。その後も買いが続き一時上げ幅を100円以上に広げる場面もあった。前日の米株市場でNYダウなど主要指数が反落したことを受け売りが先行したが、取引時間中に外国為替市場でドル高・円安に振れたことが自動車など輸出株を中心に追い風となった。
個別では、トヨタ自動車<7203>が買われ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。サイバーエージェント<4751>も買われた。日本通信<9424>が値を飛ばし、モバイルファクトリー<3912>も大幅高。アイロムグループ<2372>も物色人気となった。半面、任天堂<7974>が売られ、武田薬品工業<4502>も安い。コマツ<6301>も値を下げた。JVCケンウッド<6632>が急落、小林製薬<4967>、ポーラ・オルビスホールディングス<4927>も下落した。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)