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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (5月21日)

トレードマスターラボ株式会社 代表取締役社長 堀田勝己

「戻り売りよりのもみ合い!?」

 5月18日の米国株式市場は高安まちまち。

 米朝首脳会談や米中通商協議の行方に対する不透明感が相場の重しとなりましたが、大きく下落とはなりませんでした。

 ドル/円 JPYは111円台を差し込んだところからが重たい公算です。

 本日の 日経平均株価は、戻り売りよりのもみ合いの動きとなる公算です。

 日経先物は2万2900円台で寄り付くことが想定され、上値は2万2950円を持続的に回復維持できれば2万3000円を示現、下値は2万2920円を持続的に割り込むと2万2870円を示現する可能性があります。

【今日の独り言】

 基本、戻り売り、押し目買いと、上げたら売りから、下げたら押し目買いからエントリーのスキャルピングが良いだろうと判断しています。

 戻り反発は、2万3000円の節目を突破してくる可能性もあります。その際、2万3000円を上抜け、2万3050円以上での戻り売りが有効になりそうです。

【注目レート】
2万3080円~2万3050円、2万3000円、2万2950円~2万2930円、2万2900円、2万2880円~2万2850円、2万2800円。

 さあ、今日も頑張って参りましょう~

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

◆トレードマスターラボ株式会社 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社設立。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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