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【市況】18日の株式相場見通し=買い先行も持ち高調整の売りで上値の重い展開に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京株式市場は、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感して、買い先行でスタートするものの、週末に伴う持ち高調整の売りも想定されるため、日経平均株価は上値の重い展開となりそうだ。18日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円80銭近辺での推移と、前日夕刻に比べて円安・ドル高が進行している。

 17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比54.95ドル安の2万4713.98ドルと反落した。NYダウは米長期金利の上昇が懸念され反落。また、米中貿易交渉への警戒感も株価の上値を押さえた。米10年債利回りは一時、3.12%近辺まで上昇した。決算内容が市場予想に届かなかったシスコシステムズが売られ、ウォルマートやメルク、マイクロソフトが値を下げた。アップルやアマゾン・ドット・コムも安くキャタピラーが値を下げた。半面、コカ・コーラ、フェイスブックが高く、エヌビディアやインテルが上昇した。 ナスダック総合株価指数は、前日比15.822ポイント安の7382.473と反落した。

 日程面では、4月の消費者物価指数、第8回太平洋・島サミット(18~19日)に注目。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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