市場ニュース

戻る

【通貨】個人投資家「クリプトマスター」■ドミナンスでわかる!?ビットコインの買い時売り時 【FISCOソーシャルレポーター】 


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「クリプトマスター」氏(インスタグラム「@kuriputomasuta」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

ビットコインの値動きを分析するうえで注目されている『ドミナンス』とはいったい何なのか!? 今回は、「ドミナンス」の意味や使い方について解説していきたいと思います。

1.ドミナンスとは

ドミナンスは、日本語訳すると「支配力・占有率・シェア」といった意味になります。

仮想通貨界隈でよく使われているのが「ビットコインドミナンス」で、ビットコインが仮想通貨市場でどのくらいのシェアを占めるのかを表すものです。

例えば、仮想通貨市場全体の時価総額が10兆円だとして、ビットコインの時価総額が5兆円だった場合、5÷10で0.5となるので、ビットコインドミナンスは50%となります。

2016年あたりまでは、ビットコインドミナンスは80%ほどでした。

しかし、2017年以降、イーサリアムやリップルといった、ビットコイン以外のアルトコインが注目されるに連れて、ビットコインのドミナンスは下落してきており、2018年に入ってからは40%前後での動きとなっています。


2.ドミナンスの確認方法

仮想通貨のドミナンスは仮想通貨情報サイト「coinmarket」などで確認することが出来ます。

同サイトでは仮想通貨市場における各通貨のドミナンスをチャート形式で表示しています。一目で全体に対するビットコインのシェアを確認できますね!


また、coinmarketはドミナンス以外にも、仮想通貨の時価総額ランキングや出来高ランキングも掲載しているので、定期的に確認しておくと良いかと思います。

3.ドミナンスの活用方法

ドミナンスの見方としては、ビットコインとその他のアルトコインの乖離を把握することが大切です。

例えば2017年6月頃のように、ビットコインのドミナンスが下がった場面ではその他のアルトコインが上昇していました。このような現象が起きるのには以下の理由が考えられます。

■ハッキング
マウントゴックスやビットスタンプ、ビットフィネックスなどで、ビットコインがハッキングにより盗まれてしまう事件がありました。

このような場面では、ビットコインを売って、他の仮想通貨を買う動きが加速することから、ビットコインドミナンスは下がる傾向にあります。

■システムトラブル
国内では、Zaifでビットコインの価格が一時0円で購入できてしまうといった事件が記憶に新しいと思いますが、仮想通貨取引所でビットコインに関するシステムトラブルが起きた場合、信用不安からビットコインが大きく売られる傾向にあります。もちろん、そういった場合は仮想通貨全体が売り優勢となる場合が多いのですが、ビットコインのドミナンスが他のアルトコインより高いぶん下げ幅も大きいことから、他のアルトコインとの乖離が狭まる傾向にあります。

■魅力的なアルトコインが増えている!
仮想通貨の知名度が上がるに連れて、仮想通貨に関連する情報も昔に比べると入手しやすくなっています。そのため、アルトコインに魅力を持つ投資家も増えつつあります。

実際、少し前までは知名度の低いアルトコインが、アップデートやフォークを行うことでビットコインよりも魅力的な仮想通貨となり、注目されるケースも少なくありません。

そういった場面では、ビットコインを売って人気のアルトコインを購入する動きが加速する傾向にあります。

なので、そのようなアルトコインが増えれば増えるほど、ビットコインから魅力的なアルトコインに買い替えを行う投資家が増えることから、ビットコインドミナンスは下がる傾向にあると言えます。


4.まとめ

ビットコインとアルトコインの関連性が把握できることで注目されているドミナンス。直近のビットコインドミナンスは下落していることから、現状はビットコインよりもアルトコインのほうが上昇しやすい相場だと思われます!

個人的には、今年に入り様々な金融機関と提携を発表しているリップルや、発行制限を発表したイーサリアムなどに注目していきたいと思います。

----

執筆者名:クリプトマスター
インスタ:@kuriputomasuta

《DM》

 提供:フィスコ

日経平均