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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):東エレク、UT、ゆうちょ銀

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
■東京エレクトロン <8035>  21,700円  +205 円 (+1.0%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>など半導体関連が強い動きをみせている。前日の米国株市場ではアプライドマテリアルズやインテルなど半導体関連株が買われ全体相場を牽引、フィラデルフィア半導体株指数も1.4%高と切り返した。外国為替市場ではドル高・円安水準で輸出セクターには有利な環境にあり、これを背景に東京市場でも半導体関連株の押し目を拾う動きが出た。

■UTグループ <2146>  3,520円  +25 円 (+0.7%)  本日終値
 UTグループ<2146>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は16日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価は3850円から4500円に引き上げた。同社は製造業の生産ラインへの人材派遣サービスを提供している。19年3月期の売上高は前期比22%増の1000億円、営業利益は同35%増の70億円の予想。同証券では「製造業で人材派遣を活用する需要は強い」と指摘。20年3月期の同利益は今期推定比36%増の95億円と予想しており、21年3月期での達成を目指している営業利益82億円の中期目標は前倒しで達成される可能性が高い、とみている。

■ゆうちょ銀行 <7182>  1,429円  -39 円 (-2.7%)  本日終値
 ゆうちょ銀行<7182>が続落。大和証券は16日、同社株のレーティングを「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」へ引き下げた。目標株価は1550円から1450円に見直した。同社は15日引け後の決算発表を行っており、19年3月期の純利益が前期比26.2%減の2600億円とされたことが予想外とみている。同証券では従来3500億円を予想していただけに、株価は想定外の大幅減益見通しが悪材料となるとみている。ただ、21年3月期までの新中期経営計画では1株当たり配当は年50円が明言されており、「株価も早晩ディフェンシブ(安定性)の強さを回復する」とも予想している。

■シンワワイズ <2437>  386円  +64 円 (+19.9%) 一時ストップ高   本日終値
 レノバ<9519>が急騰。経済産業省が審議会に示したエネルギー基本計画の素案では、風力や太陽光などの再生可能エネルギーを主力電源化する方針を明示しており、これが同社株など関連銘柄の株価を刺激した。同社は太陽光発電を中心に再生可能エネルギー発電事業を展開している。足もとの業績も絶好調で、18年5月期第3四半期は営業利益が前年同期比19%増の29億9600万円と急拡大、通期では前期比25%増の35億円を計画するが第3四半期時点の進捗率は86%と高い。このほか、太陽光発電施設の販売を手掛けるShinwa Wise Holdings<2437>は一時ストップ高に買われる人気となった。

■ドーン <2303>  1,633円  +133 円 (+8.9%)  本日終値
 ドーン<2303>は急反発。16日の取引終了後、従来4円50銭としていた18年5月期の期末一括配当を1円50銭増額して6円にすると発表しており、これを好感した買いが入った。18年5月期の業績動向などを考慮し結果という。なお、前期実績の5円に対しては1円の増配となる予定だ。同時に、消却前発行済み株数の7.30%にあたる26万株の自社株を5月25日付で消却すると発表しており、これも好材料視されているようだ。消却後の発行済み株数は330万株となる。

■相模ゴム工業 <5194>  1,930円  +144 円 (+8.1%)  本日終値
 相模ゴム工業<5194>は大幅反発。16日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高65億円(前期比10.0%増)、営業利益18億円(同21.8%増)、純利益13億円(同0.6%減)と2期ぶりの営業最高益更新を見込むことが好感された。足もとでポリウレタン製コンドーム「サガミオリジナル」シリーズが好調に推移していることに加えて、マレーシア新工場の稼働効果により売上高および利益を押し上げる見通しだ。なお、18年3月期決算は、売上高59億900万円(前の期比3.5%増)、営業利益14億7800万円(同11.0%減)、純利益13億800万円(同17.5%増)だった。

■アイ・エス・ビー <9702>  2,264円  +123 円 (+5.7%)  本日終値
 アイ・エス・ビー<9702>が大幅高で連日の上場来高値更新。次世代通信規格である「5G」インフラを前倒し的に整備しようという動きが世界的に強まっている。同社は通信関連ソフトの開発を手掛けており、5G活用の基地局開発に絡む案件が業績拡大に貢献している。17年12月期は営業利益段階で前期比97%増益と倍増近い伸びを示したが、18年12月期も21%増益見通しの7億2000万円見通しと高成長が続く見通し。信用買い残も低水準にとどまっており、株式需給面からも過熱感はない。

■日本和装 <2499>  610円  +32 円 (+5.5%) 一時ストップ高   本日終値
 日本和装ホールディングス<2499>が一時ストップ高に買われ一気に600円台を回復した。時価は約11年ぶりの高値圏を走っている。無料着付け教室を通じて着物や帯などの販売仲介を行っているが、新規受講者数が増加するなか業績は好調に推移している。17年12月期の営業54%増益に続き、18年12月期も増益基調をキープする見通しにある。5月15日に日本橋三越本店で開催された博多織の審査会で最高賞となる「内閣総理大臣賞」を受賞、これも株価の刺激材料となった。

■アテクト <4241>  1,351円  +51 円 (+3.9%)  本日終値
 アテクト<4241>が続伸。同社は半導体保護資材などを手掛けており、4Kテレビの普及が進むなかでスペーサーテープ(静電気による影響を防ぐ保護テープ)が好調で同社の業績に寄与している。19年3月期営業利益は前期比43.8%増の2億3000万円を計画している。時価総額60億円弱で値運びは軽く昨年8月には2145円の高値をつけており、そこから4割近く下押した時価は値ごろ感もあり、見直し人気に火がついた。

■アイビーシー <3920>  1,475円  +53 円 (+3.7%)  本日終値
 アイビーシー<3920>が3連騰。ネットワークの監視システムで高シェアを誇り、IoT分野で重要視されるセキュリティーニーズを商機として捉えている。同社はIoTインフラ性能監視ツールのパイオニアであり、解析コンサルティングからサポートまで一貫して提供できる点で優位性を持つ。ブロックチェーン技術を活用したIoTデバイス向けセキュリティーサービスでは、日本IBMなどと実証実験を進めている。今年2月にはIoTセキュリティーの標準化に向けた「kusabiコンソーシアム」を設立するなど展開に厚みを加えている。

●ストップ高銘柄
 ALBERT <3906>  3,940円  +700 円 (+21.6%) ストップ高   本日終値
 JMACS <5817>  605円  +100 円 (+19.8%) ストップ高   本日終値
 麻生フオームクリート <1730>  771円  +100 円 (+14.9%) ストップ高   本日終値
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 オウケイウェイヴ <3808>  3,670円  -700 円 (-16.0%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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