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【市況】17日の株式相場見通し=投資家心理やや後退し売り優勢の展開に

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 17日の東京株式市場は、投資家心理がやや弱気に傾きつつあるなか、手掛かり材料不足も相まって、売り優勢の展開となりそうだ。前日の米株式市場で、NYダウ平均株価は反発に転じたものの、米朝関係を巡る情勢が再び不透明感を増していることから買い見送りムードが強まりそうだ。17日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円30銭台での推移となっている。

 16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比62.52ドル高の2万4768.93ドルと反発した。消費関連株などが買われNYダウは上昇。決算が好感されメーシーズが急伸し、ナイキやウォルマートも値を上げた。半導体株のマイクロン・テクノロジーやインテルが高い。アップルやアマゾン・ドット・コムも買われた。半面、コカ・コーラやマクドナルドが安く、ホーム・デポやスリーエムも値を下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比46.668ポイント高の7398.295と反発した。

 日程面では、3月の機械受注統計、4月の訪日外国人客数に注目。海外では、EU西バルカンサミット、米5月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、米4月のCB景気先行総合指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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