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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 リミックス、飯田GHD、ヤマシン―F (15日大引け後 発表分)

リミックス <日足> 「株探」多機能チャートより

 15日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 リミックス <3825> [東証2]  ★今期経常は3倍増で2期連続最高益更新へ
 ◆18年3月期の連結経常利益は前の期比560倍の33.5億円に伸びて着地。続く19年3月期も前期比3.0倍の102億円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見込みとなった。前期はビットコイン価格の急騰を背景に、子会社ビットポイントジャパンが運営する仮想通貨取引所で手数料収入が急拡大した。今期も金融関連事業が収益を牽引する見通し。
  予想PERが29.5倍→9.1倍に急低下し、割安感が強まった。

 フロンテオ <2158> [東証M]  ★今期経常は16倍増益、3期ぶり3円で復配へ
 ◆18年3月期の連結経常損益は0.3億円の黒字(前の期は12.5億円の赤字)に浮上して着地。続く19年3月期の同利益は前期比16倍の6億円に急拡大する見通しとなった。今期は金融機関向けを中心に人工知能「KIBIT」を活用した業務支援案件などが伸び、AIソリューション事業が黒字転換する。前期に実施した営業体制の整備や米子会社の構造改革効果が寄与し、リーガルテック事業の収益も伸びる。
  併せて、今期の年間配当は3円で、3期ぶりに復配する方針とした。

 飯田GHD <3291>   ★今期税引き前は28%増で2期ぶり最高益、2円増配へ
 ◆18年3月期の連結税引き前利益は前の期比9.5%減の1003億円になったものの、続く19年3月期は前期比28.4%増の1288億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は戸建て住宅、マンションともに販売数が増加し、12.1%の増収を見込む。戸建て住宅は前期比9.8%増の4万8620棟、マンションは前期比20.1%増の1800戸を販売する計画。
  同時に、今期の年間配当は前期比2円増の62円に増配する方針とした。予想PERが7.6倍→6.8倍に低下する一方、配当利回りは2.97%に上昇し、割安感がさらに強まった。

 日ダイナミク <4783> [JQ]  ★今期経常は18%増で2期連続最高益へ
 ◆18年3月期の連結経常利益は前の期比2.4倍の8億円に急拡大して着地。続く19年3月期も前期比17.7%増の9.5億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期もIT関連事業、パーキングシステム事業ともに安定した受注獲得が続く。
  業績好調に伴い、前期の年間配当を12円→14円(前の期は12円)に増額し、今期も14円を継続する方針とした。併せて、中期経営計画の20年3月期営業利益目標を8億円→10億円に上方修正した。

 ヤマシンフィルタ <6240>   ★今期経常は28%増で8期ぶり最高益・実質増配へ
 ◆18年3月期の連結経常利益は前の期比95.3%増の18.2億円に拡大して着地。続く19年3月期も前期比28.3%増の23.4億円に伸び、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は建設機械の需要拡大を背景に、建機用フィルターが新車用、交換用ともに販売が伸びる。売上原価と経費の低減を進めることも大幅増益に貢献する。
  併せて、今期の年間配当は5円とし、前期の株式分割を考慮した実質配当は38.9%増配とする方針とした。

 キトー <6409>   ★今期経常は35%増益・7円増配へ
 ◆18年3月期の連結経常利益は前の期比16.7%増の37.9億円で着地。続く19年3月期も前期比34.5%増の51億円に拡大する見通しとなった。今期は旺盛な設備投資需要が継続するなか、国内を中心に巻き上げ機などの販売が伸びるほか、1月に買収したフィンランドのクレーン製造会社の業績上積みなども収益を押し上げる。
  併せて、前期の年間配当を30円→33円(前の期は28円)に増額し、今期も前期比7円増の40円に増配する方針とした。
  予想PERが17.2倍→12.3倍に低下し、割安感が強まった。

 朝日インテック <7747> [東証2]  ★7-3月期(3Q累計)経常は27%増益・通期計画を超過
 ◆18年6月期第3四半期累計(17年7月-18年3月)の連結経常利益は前年同期比26.9%増の122億円に伸びて着地。海外を中心に循環器系領域のPTCAガイドワイヤーや貫通カテーテルの受注が拡大したことが寄与。研究開発費など販管費の増加を増収効果や生産性向上で吸収し、大幅増益を達成した。
  通期計画の121億円をすでに0.6%上回っており、業績上振れが期待される。

 ファイバーG <9450> [東証M]  ★今期経常最高益予想を27%上乗せ
 ◆18年6月期第3四半期累計(17年7月-18年3月)の連結経常利益は4.6億円となった。不動産賃貸業界の繁忙期にレジデンスWi-Fi事業で小規模賃貸住宅向けのサービス導入数を伸ばしたほか、フリーWi-Fi事業も旺盛な訪日外国人向けのWi-Fi環境構築需要が追い風となり、受注が増加した。
  業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の3.7億円→4.7億円に27.2%上方修正。増益率が11.1%増→41.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

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