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【材料】<動意株・15日>(前引け)=明治機械、加藤製作所、タツモ

明治機 <日足> 「株探」多機能チャートより
 明治機械<6334>=ストップ高カイ気配。同社が14日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高99億2100万円(前期比38.7%増)、営業利益5億1100万円(同2.9倍)、純利益4億1800万円(同1.7%増)と大幅増益を見込んでいることが好感されている。産業機械関連事業で、主要顧客である飼料業界で業界再編に伴う設備改造や老朽化更新工事の需要増が期待できるほか、太陽光関連事業でSPC組成による、権利などの譲渡が進む見通しだ。

 加藤製作所<6390>=一時ストップ高。同社は14日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高900億円(前期比3.5%増)、営業利益45億円(同2.1倍)、純利益28億円(同7.7%減)を見込み、年間配当は前期比15円増の95円を予定していることが好感されている。国内は、大都市圏での建設投資好調を受けて、クレーン・ショベルともに前年並みの需要を見込む。一方、海外では中国でのショベル需要の増加に加えて、アジア向けクレーンや北米向けクローラキャリアの需要の増加が見込まれ、これらが業績を牽引する見通しだ。

 タツモ<6266>=急反発。同社は14日取引終了後に、18年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は4億9300万円(前年同期比13.3%増)となり、上半期計画5億6400万円に対する進捗率は87.4%に達した。売上高は47億8400万円(同57.6%増)で着地。国内メーカーに洗浄装置を販売したことや、液晶製造装置の検収があったことなどを背景に、主力のプロセス機器事業が大きく伸びたことが寄与した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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