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【材料】アルファ---18/3期は営業利益が8.9%増、自動車部品事業(北米)が増収増益

アルファCo <日足> 「株探」多機能チャートより

アルファ<3434>は10日、2018年3月期(17年4月-18年3月)連結決算を発表した。売上高が前期比15.7%増の590.60億円、営業利益が同8.9%増の32.12億円、経常利益が同51.8%増の31.18億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同544.9%増の20.24億円だった。

セグメント別では、自動車部品事業(日本)は、年度後半に主要得意先の生産台数が減少したこと等により、売上高は減収となったが、合理化努力を行い損失をおさえた。

自動車部品事業(北米)は、主要得意先での自動車生産台数が増加したこと等により、増収増益となった。

自動車部品事業(アジア)は、中国国内の新車販売台数が増加したこと等により、増収となったが、原材料費や固定費が増加したこと等により減益となった。

自動車部品事業(欧州)は、前期は第4四半期からの連結対象だったが、当期は通期での連結決算への反映となったことにより、増収減益となった。

セキュリティ機器事業(日本)は、賃貸・戸建住宅向け電気錠の販売が順調に推移したが、コインロッカーを活用したオープン型宅配ロッカー等がまだ市場に浸透せず、売上高は前年同期に比べ1.4%の増収となった。

セキュリティ機器事業(海外)は、増収増益となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.6%増の600.00億円、営業利益が同2.7%増の33.00億円、経常利益が同2.6%増の32.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.7%増の21.00億円を見込んでいる。

《MH》

 提供:フィスコ

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