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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ハーバー研、マツキヨHD、カドカワ

ハーバー研 <日足> 「株探」多機能チャートより
■ハーバー研究所 <4925>  9,590円  +710 円 (+8.0%)  本日終値
 10日に決算を発表。「今期経常は5%増で4期連続最高益更新へ」が好感された。ハーバー研究所 <4925> [JQ] が5月10日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比36.7%増の23.9億円に拡大し、従来予想の18.8億円を上回って着地。19年3月期も前期比4.6%増の25億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増収、増益になる。
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■マツキヨHD <3088>  5,300円  +385 円 (+7.8%)  本日終値
 10日に決算を発表。「今期経常は5%増で4期連続最高益、実質増配へ」が好感された。マツモトキヨシホールディングス <3088> が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比17.2%増の361億円になり、19年3月期も前期比5.2%増の380億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。4期連続増益になる。
  ⇒⇒マツキヨHDの詳しい業績推移表を見る

■カドカワ <9468>  1,243円  +86 円 (+7.4%)  本日終値
 カドカワ<9468>が急伸。10日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表したことを好感する買いが入った。260万株(発行済み株式数の3.95%)、30億円を上限としており、取得期間は5月14日から9月28日まで。また、19年3月期の連結業績は、売上高が2310億円(前期比11.7%増)、営業利益が80億円(同2.5倍)、最終利益が54億円(同5.2倍)と大幅な増収増益を見込んでいる。

■ヨネックス <7906>  716円  +47 円 (+7.0%)  本日終値
 10日に決算を発表。「今期経常は5%増益へ」が好感された。ヨネックス <7906> [東証2] が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比25.6%減の28.5億円になったが、19年3月期は前期比5.0%増の30億円に伸びる見通しとなった。8期連続増収になる。
  ⇒⇒ヨネックスの詳しい業績推移表を見る

■島津製作所 <7701>  3,150円  +193 円 (+6.5%)  本日終値
 10日に決算を発表。「今期経常は5%増で6期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は2円増配へ」が好感された。島津製作所 <7701> が5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比13.0%増の418億円になり、19年3月期も前期比5.1%増の440億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を22円→24円(前の期は20円)に増額し、今期も前期比2円増の26円に増配する方針とした。
  ⇒⇒島津製作所の詳しい業績推移表を見る

■東洋炭素 <5310>  3,860円  +235 円 (+6.5%)  本日終値
 東洋炭素 <5310> が3連騰。10日大引け後、18年12月期の連結経常利益を従来予想の45億円→64億円に42.2%上方修正。増益率が21.0%増→72.1%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。半導体用などのエレクトロニクス分野を中心とした特殊黒鉛の旺盛な需要を背景に、値上げをはじめとした採算改善が進んだことが利益上振れの要因となる。同時に発表した第1四半期(1-3月)の同利益は前年同期比5.3倍の23.3億円に急拡大して着地した。

■千代田化工建設 <6366>  1,120円  +64 円 (+6.1%)  本日終値
 千代田化工建設<6366>が後場急伸。同社は正午に決算発表を行い、19年3月期の連結営業損益は115億円の黒字(前期は123億3000万円の赤字)となる見通しを発表した。想定為替レートは1ドル=105円で、受注工事高8000億円(前期比2.6倍)を見込む。LNGプラント案件の増加などが寄与する見通しだ。市場では、今期営業利益を90億円前後と予想する見方があっただけに、ポジティブ評価の買いが流入している様子だ。

■京三製作所 <6742>  773円  +43 円 (+5.9%)  本日終値
 京三製作所<6742>が後場終盤になって急上昇。午後2時ごろに発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高800億円(前期比8.2%増)、営業利益55億円(同8.4%増)、純利益38億円(同2.9%増)と増収増益を見込んでいることが好感された。今期は、鉄道信号システムでJR東海東海道新幹線信号設備、東京地下鉄銀座線ATC装置、東京急行電鉄東横線ATC装置、台湾高速鉄道信号設備などの売り上げを見込むほか、産業機器用電源装置でメモリー系およびロジック系半導体向けの設備投資による半導体製造装置用電源装置のさらなる市場拡大と、有機EL向け投資の増加、大型テレビ向け投資の継続によるFPD製造装置用電源装置の需要継続を見込んでおり、これらが業績を牽引する。なお、18年3月期決算は、売上高739億500万円(前の期比23.2%増)、営業利益50億7100万円(同3.3倍)、純利益36億9200万円(同4.0倍)だった。同時に、21年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表しており、最終年度に売上高900億円、営業利益72億円を目指すとしている。

■丸井グループ <8252>  2,369円  +127 円 (+5.7%)  本日終値
 10日に決算を発表。「今期経常は11%増益、前期配当を1円増額・今期は9円増配へ」が好感された。丸井グループ <8252> が5月10日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比12.9%増の351億円になり、19年3月期も前期比11.0%増の390億円に伸びる見通しとなった。10期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を37円→38円(前の期は33円)に増額し、今期も前期比9円増の47円に増配する方針とした。
  ⇒⇒丸井グループの詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「1.81%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。発行済み株式数(自社株を除く)の1.81%にあたる400万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月11日から19年3月31日まで。また、発行済み株式数の4.28%にあたる1000万株の自社株を消却する。消却予定日は5月31日。

●ストップ高銘柄
 オリジン電気 <6513>  2,215円  +400 円 (+22.0%) ストップ高   本日終値
 丸順 <3422>  1,044円  +150 円 (+16.8%) ストップ高   本日終値
 ガイアックス <3775>  734円  +100 円 (+15.8%) ストップ高買い気配   本日終値
 応用技術 <4356>  1,118円  +150 円 (+15.5%) ストップ高   本日終値
 など、8銘柄

●ストップ安銘柄
 シンデン・ハイテックス <3131>  2,370円  -700 円 (-22.8%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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