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【特集】C&R Research Memo(11):配当性向20%を目途に連続増配を継続中

C&R <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

クリーク・アンド・リバー社<4763>は株主還元策として安定配当を基本方針としており、配当性向で20%を目安に配当を実施している。2018年2月期の1株当たり配当金は、業績を上方修正したこともあり期初計画より1.0円上積みし、前期比2.0円増配の11.0円(配当性向21.0%)と7期連続の増配とした。2019年2月期も前期比1.0円増配の12.0円(配当性向22.1%)を予定しており、今後も業績拡大が続けば配当性向20%を目安に増配が期待できることになる。


■情報セキュリティ対策

プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する同社グループでは、プロフェッショナル人材の個人情報について、高度な機密性が必要なものと認識し、情報管理には十分留意している。同社及び子会社のメディカル・プリンシプル社、ジャスネットコミュニケーションズではプライバシーマークを取得し、「個人情報保護マネジメントシステム(JIS Q 15001:2006)」の準拠により、個人情報に関する管理責任者の任命と、全社員に対する教育の実施・徹底等、管理体制の強化に努めている。

ただ、こうした対策にも関わらず外部からの不正アクセスや、人的ミス等による個人情報の流出リスク等は存在し、情報流出が発生した場合には、同社グループに対する何らかの損害賠償の請求等が成される可能性はある。

(執筆:フィスコアナリスト 佐藤 譲)

《MW》

 提供:フィスコ

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