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【市況】明日の株式相場見通し=売り物こなし続伸、南北首脳会談の動向注視

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 あす(27日)の東京株式市場は、大型連休前半の3連休を前にポジション調整の売りが想定されるものの、一方で外国為替市場での円安・ドル高進行を背景に、輸出企業への業績向上期待感からの買いも予想され、売り物をこなして日経平均株価は続伸となりそうだ。一方で、南北首脳会談の動向が刻々と伝えられ、その内容に市場の関心が集まる。

 市場関係者からは「きょうは、外国為替市場で一時、109円台半ばまで円安・ドル高が進行するという追い風のなか、前日に19年3月期の良好な業績見通しを発表した東京エレクトロン<8035>が全体相場のリード役となった。これまで、半導体関連企業の業績懸念が取りざたされていただけに、ポジティブサプライズとなった。東エレク1銘柄で日経平均を60円分押し上げ、アドバンテスト<6857>や信越化学工業<4063>などの関連銘柄にも買い人気が波及した」との見方が出ていた。

 26日の東京株式市場は、終始買い優勢の展開となり、日経平均株価は約2カ月ぶりの高値水準をつけた。半導体関連株への買いが全体地合いを押し上げた。日経平均株価終値は、前日比104円29銭高の2万2319円61銭と反発した。

 日程面では、営業代行事業(NHKの契約・収納代行業務)、メディア事業(チャットによる不動産仲介、ゲーム攻略サイトの運営)を手掛けるエヌリンクス<6578>が東証ジャッダック市場に新規上場する。

 このほかに、黒田日銀総裁会見、日銀の4月の展望リポート、3月の鉱工業生産指数・完全失業率・有効求人倍率・新設住宅着工戸数に注目。海外では、南北首脳会談、米独首脳会談、ASEAN外相会議、ユーロ圏財務相会合、米1~3月期のGDP速報値、英1~3月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年04月26日 17時35分

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