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【市況】東京株式(前引け)=反落、米株急落でリスク回避ムードに

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比143円95銭安の2万2134円17銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億473万株、売買代金概算は1兆2301億7000万円。値上がり銘柄数は861、対して値下がり銘柄数は1096、変わらずは120銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが一時600ドル以上の下げをみせたこともあって、リスクオフの流れにさらされた。外国為替市場では1ドル=108円90銭近辺の推移と円安水準にあり、これが安値に買い向かう材料となり日経平均は寄り後に戻り足となったが、前場後半に売り直された。機械や電気セクターなど中心に主力株への売りが目立つ展開となった。

 個別では武田薬品工業<4502>、日本電産<6594>、コマツ<6301>などが大きく下げたほか、ファナック<6954>、安川電機<6506>なども軟調。キヤノンマーケティングジャパン<8060>が急落、TATERU<1435>も大きく値を下げた。カシオ計算機<6952>も大幅安。半面、NTT<9432>がしっかり、エーザイ<4523>、大塚ホールディングス<4578>なども高い。新日本無線<6911>が急騰、東光高岳<6617>も値を飛ばした。ネクステージ<3186>、セガサミーホールディングス<6460>も上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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