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【市況】東京株式(前引け)=続伸、日米首脳会談通過で海外筋が買い戻し

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 19日前引けの日経平均株価は前営業日比137円94銭高の2万2296円14銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は8億381万株、売買代金概算は1兆2755億円。値上がり銘柄数は1210、対して値下がり銘柄数は769、変わらずは96銘柄だった。

 きょうの東京市場は市況関連株などを中心に買い優勢の地合いとなった。日米首脳会談は日本にとって警戒されたような形での幕引きとはならず、これを受けて広範囲に海外ヘッジファンドなどの買い戻しが入り全体指数を押し上げた。為替相場も足もと1ドル=107円台半ばまで円安が進行しリスク選好ムードを後押し、値上がり銘柄数は1200を超えた。ただ、2万2400円近辺では戻り売り圧力が強く、前場後半は上げ幅を縮小している。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが物色人気となったほか、住友金属鉱山<5713>など非鉄株にも買われるものが目立つ。安川電機<6506>も堅調。エムアップ<3661>がストップ高に買われたほか、安永<7271>も値を飛ばした。半面、マネックスグループ<8698>が売りに押され、SUBARU<7270>も安い。キーエンス<6861>も値を下げた。レノバ<9519>が急反落、アイスタイル<3660>、TATERU<1435>も大きく値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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