市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=続落、米株急落の余波で下値模索続く

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 20日前引けの日経平均株価は前日比211円97銭安の2万1268円93銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億9337万株、売買代金概算は1兆1185億2000万円。値上がり銘柄数は552、対して値下がり銘柄数は1434、変わらずは87銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株急落をうけてリスク回避の動きが強まった。前日の米国株市場ではNYダウが一時500ドル近い下げをみせるなど波乱展開で、会員情報の不正利用が判明したフェイスブック株が急落してハイテク株全般の下げに波及したが、この流れが東京市場にも及んだ。電機や精密機器セクターの下げが目立つ。下値では個人投資家を中心に3月期末を目前とした配当権利取り狙いの買いなどが入り、途中下げ渋る場面もあったが、前引けにかけて再び売りの厚みが増している。

 個別では任天堂<7974>が軟調、ファナック<6954>、キーエンス<6861>も下落した。ソフトバンクグループ<9984>も安い。オハラ<5218>が急落、アイスタイル<3660>、ペプチドリーム<4587>の下げもきつい。ヴィンクス<3784>、アスクル<2678>も大きく値を下げた。半面、日本郵政<6178>が高く、SBIホールディングス<8473>も堅調。ブイ・テクノロジー<7717>も買い優勢だった。魚力<7596>が値上がりトップに買われ、大紀アルミニウム工業所<5702>、ソースネクスト<4344>も値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均