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【市況】政治リスクが払拭されるまでは、売り方優位の需給状況/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 21483.22 (-193.29)
TOPIX  : 1721.82 (-14.81)

[後場の投資戦略]

 国内政治リスクへの警戒から日経平均は支持線として意識されていた25日線を割り込んでいる。一目均衡表では転換線を下回ってきており、トレンドは悪化傾向にある。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、TDK<6762>、ソニー<6758>が重石となっている。これまで同様、インデックスに絡んだ商いに振らされている。

 TOPIXの弱さから後場は日銀のETF買い入れへの思惑がやや下支えとして意識される面はある。しかし、マザーズやJASDAQも大きく下げており、センチメントは悪化している。政治リスクが払拭されるまでは、売り方優位の需給状況になりやすいだろう。好業績や好需給銘柄等、ピンポイントの物色が中心になりそうだ。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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