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【市況】東京株式(寄り付き)=続落、貿易摩擦懸念を背景とした米株安に追随

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比73円安の2万1704円と続落。

 前日の米国株市場では、米中間の貿易摩擦への懸念を背景にNYダウが250ドル近い下落で取引を終え、リスク回避ムードが東京市場にも及んでいる。ティラーソン米国務長官の解任でトランプ政権の運営に不透明感が出ているほか、国内も「森友学園」の国有地売却問題に伴う政局への影響が買い手控え要因とみられている。下値では3月期末配当権利取りなどを狙った押し目買いや日銀のETF買いに対する思惑もあり、下げ幅は限定的となる可能性がある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、電力ガス、情報通信を除き安い。値下がりで目立つのは石油、紙パルプ、証券、ゴム製品、食料品など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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