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【市況】個別銘柄戦略:プレサンスや第一カッターに注目

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

NYダウは大きく上昇したものの、25日線が抵抗として意識されている。東京市場においても、米国株上昇の追い風がなければ、出来高が膨れず、薄商いの中を先物主導によるインデックス売買に振らされやすい需給状況が続く可能性は高い。売り越し基調が続いている海外勢の動向に変化がみられるまで、結果的には神経質な相場展開になりやすいだろう。

そのため、物色についても、インデックス連動性の強い値がさ株などより、売り込まれていた好業績の中小型株などの見直しに関心を高めるほうが有効であろう。3月に入るとIPOラッシュともなるため、より中小型株への物色に傾くことになりそうだ。

また、25日に平昌五輪が閉幕したが、米韓が五輪後に軍事演習を実施すれば、北朝鮮は「静観」しないと威嚇している。北朝鮮の地政学リスクが再燃する可能性もある。

その他、個別で強気格付けや格上げが観測されているところでは、プレサンス(3254)、第一カッター(1706)、タカラバイオ(4974)、アサヒインテック(7747)、太陽誘電(6976)に注目。

《HT》

 提供:フィスコ

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