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【経済】日本株下落を踏まえた銘柄選別、SMBC日興証券(花田浩菜)

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/23付の「DailyOutlook」では、日本株下落を踏まえた銘柄選別について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『TOPIXは今年高値1月23日から安値2月14日までで▲10.9%の下落となった(TOPIX1000も同様)。背景には、米1月雇用統計を受けたインフレ加速観測による米長期金利の上昇やVIX指数(別名:恐怖指数)の上昇、円高ドル安進行などが挙げられよう』と伝えています。

続けて、そうした中で、個別の株価動向をみると第3四半期決算発表後のアナリストアクションによって差が生じていることを挙げ、『TOPIX1000採用3月期決算企業を対象に、今期市場予想営業利益を2017年末時点と直近(2018年2月21日時点)で比較した。“上振れ”、“変化なし”、“下振れ”の3グループの累積リターンを算出したところ、上振れ銘柄群が株価下落局面でも相対的に良好な株価推移であったことが分かった』と分析しています。

さらに、『今回の日本株下落局面で堅調に推移した銘柄は、売り材料に乏しいと捉えることができる。また、今後の業績も堅調が見込まれるとなれば、株式市場に安心感が広がる過程で評価がさらに高まることが期待できよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『主な関連銘柄』を紹介しています。TOPIX1000採用3月期決算のうち、(1)1月23日から2月14日の株価騰落率がプラス、(2)今期市場予想営業利益が2017年末時点より増額、(3)今期会社予想営業利益が増益、(4)今期市場予想営業利益が会社予想を上回る、(5)来期市場予想営業利益が増益、を満たす銘柄が挙げられており、具体的にはマクニカ富士<3132>や日本ライフL<7575>、タカラバイオ<4974>など全13銘柄が挙げられていますので、詳しくは2/23付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜
《ST》

 提供:フィスコ

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