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【市況】米国株見通し:ロシア疑惑やFOMC議事録など見極めへ

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2720.50(-14.50) (18:50現在)
ナスダック100先物 6751.25(-35.50) (15:50現在)

18:50時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は軟調に推移している。また、NYダウは160ドル安程度で推移。欧州市場は全般上昇して推移している。原油相場は上昇して推移している。この流れを受けて、祝日明け20日の米株式市場は売り先行で始まろう。

長期金利の急激な上昇懸念を背景とした株式相場の調整局面は一服したものの、投資家の警戒感は根強く、経済指標や決算内容からインフレや景気動向を占う展開が続きそうだ。また、先週は複数のロシア人及び企業が大統領選挙期間中にトランプ陣営への支援を目的とした選挙干渉の疑いで刑事訴追されており、政権運営への先行き不透明感が広がる可能性がある。

その他、21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。そこで3月の利上げが確実視され、さらに年間の利上げ回数が3回の見通しから4回に変わる可能性もある。長期金利が急上昇する局面でのVIX指数を含めた市場の反応が注目されよう。

《KK》

 提供:フィスコ

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