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【材料】ヤクルトは一時7%安と急落、株式売り出しによる需給悪化懸念

ヤクルト <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヤクルト本社<2267>は急落。株価は一時、前日に比べ約7%安に売られた。14日の取引終了後、株式売り出しを発表しており、需給悪化を懸念した売りが膨らんだ。同社の筆頭株主であるフランスの食品大手、ダノンが国内外で2267万4900株を売り出す。同時にオーバーアロットメントによる上限192万5100株の売り出しも実施する。売出価格は3月5日から7日のいずれかの日に決定する。ダノンは21.52%の株式を保有する筆頭株主だが、今回の売り出しにより最大で約15%を放出する。同時にヤクルトは、自社株買いと株式消却を発表した。

 この日のヤクルトの株価は急落したが、アナリストからは「短期的には需給リスクが懸念されるが、経営の自由度が上り中長期的にはポジティブ要因」とみる声が出ている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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