市場ニュース

戻る
 

【特集】タマホーム Research Memo(5):手持棟数の増加によりたな卸資産が増加するも、有利子負債は減少

タマホーム <日足> 「株探」多機能チャートより

■業績動向

3. 財務状況と経営指標
タマホーム<1419>の2018年5月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比4,429百万円増加の87,779百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が同1,447百万円減少したが、注文住宅の受注増に伴いたな卸資産が同4,537百万円増加したほか、営業貸付金が同848百万円増加した。また、固定資産については前期末比で5百万円増とほぼ同水準となった。

負債合計は前期末比5,546百万円増加の74,808百万円となった。有利子負債で同2,133百万円減少、未払法人税等で同1,650百万円減少した一方、未成工事受入金が9,256百万円増加した。また、純資産は前期末比1,116百万円減少の12,971百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純損失598百万円の計上や配当金の支払449百万円が減少要因となっている。

経営指標を見ると、自己資本比率が前期末の16.7%から14.6%へと低下したが、これは同社の業績が下期に偏重することが要因であり、前年同期末(12.3%)との比較で見れば改善している。同様に有利子負債比率も前期末の225.0%から228.4%と若干上昇しているが、前年同期末(248.7%)の水準からは改善が進んでいると言える。財務の健全性については依然ぜい弱であるが、現預金が200億円以上と潤沢にあるため、経営面で問題となるような状況にはなく、今後は業績の回復とともに財務体質も改善していくものと弊社では予想している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均