【市況】ETF売買動向＝9日前引け、ｉＳ米債７、日興ベータヘが新安値

　9日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比45.9％増の2938億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同44.3％増の2755億円だった。

　個別ではｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、ダイワ電力・ガス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1644> 、ＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> など6銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が19.07％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が15.21％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> が7.30％高、ＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> が5.03％高、ＥＴＦＳ　金上場投資信託 <1672> が4.92％高と大幅な上昇。

　一方、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は8.78％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は8.75％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は6.81％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は5.71％安、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> は5.53％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が705円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1636億5800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1504億8400万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が561億6800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が190億600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が117億6000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が75億1100万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が32億3500万円の売買代金となった。

株探ニュース