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【材料】高千穂交易---3Qは営業利益が67.6%増、システムセグメントが牽引し増収増益

高千穂交易 <日足> 「株探」多機能チャートより

 



高千穂交易<2676>は2日、2018年3月期第3四半期(17年4~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.4%増の146.07億円、営業利益が同67.6%増3.70億円、経常利益が同9.5%増の4.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同149.0%増の2.29億円となった。

セグメント別の業績では、システムセグメントは増収増益となった。セキュリティ商品類では、商品監視システムの更新需要を捉え販売増加につなげたことや大手携帯キャリア向けディスプレイセキュリティシステム及び外資系企業向け入退室管理システムの販売が好調に推移したこと、タイにおける防火システムの販売が前年同期に比べ伸張した。
その他ソリューション商品類は、クラウド型無線LANやRFIDタグの販売が堅調に推移した。カストマ・サービス商品類は、機器の販売増に伴い設置料収入や保守収入が増加した。

一方、デバイスセグメントは増収減益となった。電子商品類では、スマートフォンや半導体製造装置向け電子部品の販売が堅調に推移した。産機商品類では、オフィス家具や住宅設備向けの販売が底堅く推移しているもののATMや遊技市場向けの販売が苦戦した。

2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.3%増の210.00億円、営業利益が同99.8%増の10.00億円、経常利益が同42.8%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同132.4%増の6.50億円とする計画を据え置いており、例年通り第4四半期に比重を置いた計画となっている。

《MW》

 提供:フィスコ

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