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【通貨】いったん自律反発の可能性も【フィスコ・ビットコインニュース】


1月31日11時00分時点のビットコイン(BTC)は、1,080,000円台での推移となっている。ナイトセッションからじりじりと下値を切り下げており、日足のボリンジャーバンドにおける-1σ(1,100,000円)を朝方に割り込んだ。また、MACD及びシグナルはゼロラインを大きく下回っており、マイナス圏での値動きが続く。依然として買い材料には乏しいものの、1,110,000円割れでは押し目買いの動きから出来高も積みあがってきており、目先は5日移動平均線の位置する1,175,000円処までの自律反発の可能性も意識されよう。なお、ここまでの高値は1:00に付けた1,147,920円、安値は4:00に付けた1,065,035円となっている。

時価総額上位10位の仮想通貨では、全般売り優勢の展開が続くなかで、Cardano(ADA)やNEOの下落率が17%を超えるなど下げが目立っている。なお、ビットコインにおける通貨別動向をみると、米ドル(米国勢)のシェアが40%近くを占めており、前日から日本円(日本勢)のシェアを追い抜く格好に(CryptoCompare参照)。他方、国内の主要取引所(bitFlyer等)におけるビットコイン価格は、米ドルベースで9,800.00ドル台での推移となる一方で、米国(Bitfinex、Kraken等)の取引所では、10,000.00ドルと国内比小幅高での値動きとなっている。

※ビットコイン/日本円はフィスコ仮想通貨取引所、ビットコイン/米ドル及びアルトコイン上昇率はCoin Market Capを参照。なお、ビットコイン価格については値動きの関係上、ニュース作成時から大きく変動している場合がございます。あらかじめご了承ください。

《SK》

 提供:フィスコ

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