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【市況】11時00分時点の日経平均は小幅反落、各種報道でJDIや川重に買い

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は23785.05円(前週末比23.01円安)で推移している。米国では連邦予算が失効して政府機関の一部閉鎖が始まっている。為替相場が1ドル=110円台後半と引き続き円高推移していることも重しとなり、本日の日経平均は10円安からスタートすると、一時23697.81円(同110.25円安)まで下落する場面があった。今週から発表が本格化する主要企業の10-12月期決算を見極めたいとするムードも強く、マイナス圏でのもみ合いが続いている。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などが小安い。三菱電<6503>、ダイフク<6383>といったFA(工場自動化)関連の一角が下げ目立つ。前期業績を上方修正したNISSHA<7915>は3%安で推移。また、ライツ・オファリング実施を発表したフージャース<3284>が大幅反落し、東証1部下落率トップとなっている。一方、売買代金トップの任天堂<7974>が7日続伸しているほか、ソニー<6758>、ソフトバンクG<9984>、野村<8604>、JT<2914>もしっかり。新型液晶を巡る一部報道が好感されたJDI<6740>、米地下鉄車両の受注が伝わった川重<7012>は2%超の上昇。筆頭株主から株主提案を受けた日ペHD<4612>は8%高と急伸している。また、前期の営業損益見通しを引き上げたリブセンス<6054>が東証1部上昇率トップとなっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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