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【市況】東京株式(前引け)=欧米株高背景に反発、円高受け買い一巡後は伸び悩む

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 週明け15日前引けの日経平均株価は前日比54円81銭高の2万3708円63銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は7億5561万株、売買代金概算は1兆2652億5000万円。値上がり銘柄数は1223、対して値下がり銘柄数は754、変わらずは84銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の欧米株高を受けリスクを取る動きが優勢となった。前週末に米国株市場ではNYダウが200ドルを超える上昇をみせたほか主要3指数がいずれも過去最高値を更新、日経平均は年初に急騰したものの前週後半に3日続落と調整を入れていたこともあり、きょうは改めて買い直された。ただ、足もと為替が1ドル=110円台後半の推移と円高に振れていることもあって、輸出セクターを中心に寄り後は伸び悩む展開となった。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金を膨らませ活況高となったほか、任天堂<7974>も堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも上昇した。ファーストブラザーズ<3454>はストップ高となり、ベクトル<6058>、パソナグループ<2168>なども値を飛ばした。北興化学工業<4992>も物色人気に。半面、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>が冴えず、東海カーボン<5301>も値を下げた。ヒト・コミュニケーションズ<3654>が急落したほか、アルテック<9972>も大幅反落。いちご<2337>も大きく下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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