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【材料】ティア---ラジオNIKKEIマーケットプレス1月4日放送

ティア <日足> 「株探」多機能チャートより

ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』1月4日放送において、ティア<2485>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

次に紹介するのは、証券コード<2485>東証1部上場のティアです。

ティアは、名古屋を地盤に葬儀会館「ティア」を運営しています。「葬儀価格の完全開示」「適正な葬儀費用」を業界に先駆けて提唱し、「徹底した人財教育によるサービスの向上」を実践することで顧客支持を集め、成長を続けています。2017年9月末時点の店舗数は94店舗と前期末比で8店舗増となり、東京都内ではサロンタイプの店舗で2店舗目を出店しています。

2017年9月期の連結業績は、売上高が前の期と比べて7.1%増の113億5200万円、経常利益が前の期と比べて10.6%増の11億8500万円と増収増益となり、売上高では上場来11期連続増収、経常利益は6期連続の増益を達成しました。葬儀単価が前の期と比べて0.9%減と若干低下したものの、直営店舗における葬儀件数が店舗数の拡大等によって前の期と比べて8.9%増と伸長したことが増収要因となりました。また、利益面では増収効果や一部業務の内製化を推進したことよる原価率の改善によって同10.6%の増益となりました。なお、当第3四半期において湯灌サービスを行う愛共を100%子会社化したことに伴い、連結決算を開始しています。

2018年9月期の連結業績は売上高が前の期と比べて8.1%増の122億7000万円、経常利益が前の期と比べて6.3%増の12億6000万円となる見通しです。新規出店は直営で6店舗、FCで6店舗を計画しています。

毎年ローリングしている中期3ヶ年計画では、最終年度となる2020年9月期に連結売上高137億7000百万円、経常利益13億9000万円を目標として掲げました。中長期的には全国200店舗体制の実現を目指していく考えです。葬儀市場におけるティアのシェアはまだ1%にも満たないですが、地盤である名古屋市内では既に20%を超えるシェアを獲得するまでに成長しており、他のエリアでもシェアを拡大していく可能性は十分あると言えます。今後も店舗数を着実に増やしていきながら、ティアの業績は安定成長が続くものとフィスコでは予想しています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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