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【材料】三越伊勢丹は反落、12月度既存店売上高が7カ月連続前年上回るも利益確定売り

三越伊勢丹 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三越伊勢丹ホールディングス<3099>は7日続伸して始まったものの、すぐに利益確定売りに押される展開となっている。4日の取引終了後に発表した12月度の国内百貨店事業売上速報で、三越伊勢丹合計の既存店売上高が前年同月比1.4%増となり、7カ月連続で前年実績を上回ったものの、前日のまで上昇を続けていただけに利益確定売りが出ているようだ。

 12月は、クリスマス前後の曜日合わせの影響もあり、客数が伸びなかった店舗があったものの、基幹店では中間層顧客まで含めて、コートやストールといった防寒対応アイテムへの関心が高かった。また、全体的には高額品が売り上げを下支えする構造も変わらなかった。なお、インバウンド売り上げは引き続き好調だったが、基幹店で売り上げが回復し始めたのが前年12月だったこともあり、前月までと比較すると伸び率自体は鈍化した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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