【注目】★本日の【イチオシ決算】 立花エレ、三機サービス、北恵 (12月28日)
立花エレ <日足> 「株探」多機能チャートより
1)本日(12月28日)引け後に発表された決算・業績修正
● イチオシ決算
【立花エレ <8159> 】 ★今期経常を最高益に15%上方修正、配当も2円増額
◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の54億円→62億円に14.8%上方修正。増益率が1.1%増→16.1%増に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。世界的な半導体需要の拡大を追い風に、半導体デバイスやFA機器の販売が想定以上に伸びることが寄与。
業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の32円→34円(前期は28円)に増額修正した。予想PERが13.1倍→11.4倍に低下し、割安感が強まった。
● サプライズな決算発表・業績修正
三機サービス <6044> ★上期経常を一転42%増益・最高益に上方修正
◆18年5月期上期(6-11月)の連結経常利益を従来予想の2.6億円→3.8億円に44.0%上方修正。従来の1.1%減益予想から一転して42.4%増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。前期から開始した大口契約の業務を想定以上に受注したことに加え、下期に予定していた案件の受注が前倒しになったことで、売上が計画を10.3%も上回ったことが寄与。
日本プロセス <9651> [JQ] ★上期経常は2.3倍増益で上振れ着地
◆18年5月期上期(6-11月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の3.4億円に急拡大し、従来予想の2.8億円を上回って着地。車載ネットワーク制御や基盤ソフトなどの先進運転システム関連の受注が好調だったほか、組込システムの伸長、制御システムの検収前倒しも寄与し、24.0%の大幅増収を達成した。
通期計画の4.9億円に対する進捗率は69.1%に達しており、業績上振れが期待される。
北恵 <9872> [東証2] ★前期配当を6円増額・今期は1円増配へ
◆17年11月期の連結経常利益は前の期比21.0%増の8.8億円に拡大して着地。続く18年11月期も前期比1.4%増の9億円に伸びる見通しとなった。前期はキッチンやユニットバスといった住宅設備機器に加え、外壁工事などの工事売上も拡大し、大幅増益を達成した。今期も堅調な住宅需要を追い風に業績を伸ばし、3期連続の増収増益を計画する。
業績好調に伴い、前期の年間配当を14円→20円(前の期は14円)に増額し、今期も前期比1円増の21円に増配する方針とした。28日終値ベースの配当利回りは2.73%に上昇した。
2)12月29日の決算発表銘柄(予定)
■引け後発表
◆第1四半期決算:
<2228> シベール [JQ]
◆第3四半期決算:
<2300> きょくとう [JQ]
合計2社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース